高校の現場から考えるeスポーツ

高校の現場から考えるeスポーツ

11/7(土)に日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」にて女優の本田翼さんがプレゼンターとしてeスポーツをとりあげられ、Twitterのトレンドにも載りました。

eスポーツは高校でも盛り上がっていることは皆様ご存じでしょうか?

■eスポーツとは

eスポーツは、ビデオゲームをスポーツ競技として捉える際の名称です。最近では中学生のなりたい職業ランキングにプロeスポーツプレイヤーが2位にランクインしたり、年間1億円を賞金で稼ぐ日本人選手もいたりします。

■eスポーツ×高校

高校生のeスポーツの大会には2つ代表的なものがあります。

ひとつは全国高校対抗eスポーツ選手権「STAGE:0」です。今年の第2回大会は、全国の高校1,779校から5,555名が大会に参加し、配信視聴者数は約747万人に達するなど、日本最大の”高校eスポーツの大会で大きな盛り上がりを見せました。

 2つ目は毎日新聞社が主催している「全国eスポーツ選手権」です。こちらは222チームの参加がありました。

どちらの大会も大手企業がスポンサーとしてついており、煌びやかなステージで高校生がゲームで競っている姿を見ることが出来ます。※今年はオンライン開催

https://youtu.be/3rZzPvbMTHY

ゲームというと遊びというイメージがわきますが、大会での高校生の姿はまさに真剣そのもの。遊びという感覚ではなく競技として真剣に向き合っていることが分かります。

■eスポーツにおける多様性とは

eスポーツにはほかのスポーツには無い大きな特徴があります。それは年齢や性別・国籍・障がい等の壁を超えて、誰もが参加することができる点です。高校の現場ではeスポーツ部の発足をきっかけにスポットがあたらなかった生徒さんの才能が開花され、高校生活がイキイキするようになったという声もあります。こういった点からeスポーツにはいままでの部活では生み出すことが出来なかったメリットがあるといえます。

■まとめ

まだまだeスポーツは「たかがゲームの大会だ」とか、「遊び」というイメージを持っていらっしゃる方々は多いのが現状です。しかし、真剣に取り組む中で学びにつながっている多くの学生がいることも事実。ゲームから得られるものがあるという視点を持つことが今後は大事なのではないでしょうか。

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